継続教育を必要とする背景

科学技術創造立国である我が国にとって、技術者の継続的な自己啓発・能力開発を支援することは必須です。
終身雇用制の崩壊や、海外への人材流動に伴い、エンジニアを確保することへの重要性が各社で認識されるとともに、 技術者は時代の変化や技術の変革に迅速に対応できる能力を、継続教育により高度に維持・向上していくことが求められています。
また、継続教育制度を他団体にも拡大することにより、技術分野が異なる業界間の相互認証が可能になります。


継続教育とは

   継続教育(CPD)とは、基礎教育を修了し社会に出た技術者が、 実務経験や自己研鑽を重ねながら、生涯にわたって活躍できる、高度な技術者になるまでの教育を言います。
様々な分野の研究者や技術者が集まる学会に対して、社会的にも継続教育(CPD)の推進が要請されています。

 継続教育の目的

これらの背景をもととして、本学会における継続教育の目的は次の通りです。

  1. 冷凍空調・食品冷凍に関わる技術者の資質能力を向上し、国際社会と調和し世界に通じる技術者になるための自己啓発・能力開発を支援する。
  2. 冷凍空調技士及び食品冷凍技士の技術レベルを向上し、技士資格の社会的地位を向上する。
  3. 継続教育を通じて学会としての活性化を図り、会員の増加と学会の社会的地位を向上する。

 継続教育(CPDポイント付与)の対象

 継続教育は本学会の会員を対象にします。 ただし、会員以外の方であっても冷凍空調・食品冷凍技術の研鑚を図りたいとする技術者は参加できるものにします。