潜熱蓄熱槽の研究
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日本冷凍空調学会論文集
 Vol.1,No.1 要旨
                             
潜熱蓄熱槽の研究 第4報:フィン付管への凝固時の熱伝達特性
豊田直樹,渡辺幸次,渡辺光男,梁取美智雄

  6水和塩化カルシウムを潜熱蓄熱材として、その中にフィン付 冷却管を入れて蓄熱材を凝固させた場合の熱伝達特性を実験的に検討し、 次のことを明らかにした。
(1)フィン付き管の放熱量は単管に比較して大きいが、伝熱面積の増加の割りには 大きくならない。
(2)蓄熱槽内の放熱率を表す積算放熱率が大きくなるにしたがいフィンによる 効果が小さくなる。
(3)この原因はフィン付管の熱抵抗が単管よりも大きいことによる。特に積算放熱 量率が大きい時に、フィンと管の接触部において伝熱面が有効に作用しなく成り、熱抵抗 が著しく大きくなる。