相変化物質としてn-オクタデカンを用いて単一球カプセル内の
融解現象を数値的に解析した。解析にあたり、直径の大きい場合に現れる
計算不安定などを克服するため
(@)分割数を低減できる高精度多点前進差分法
(A)壁際での分解能を向上する変格子間隔法
(B)不安定場を平滑化するため6次の最小2乗法
などを複合させて適用した。数値解析により、球カプセル内の融解面形状の
時間変化、対応する等温線および流線、また球カプセルの融解過程における
蓄熱率の時間的変化に対するパラメータの影響などを明らかにした。
また自然対流の存在にもかかわらず球状に融解してゆくこと、熱不安定現象が
現れにくいことなどが明らかとなった。
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