解凍中に肉色が褐変しやすく、解凍硬直に基づく肉の縮みも 問題とされる冷凍ミナミマグロをブロック形態で空気解凍、流水解凍、 マイクロ波解凍(2450MHz)し、その間の肉色の変化をメト化率 、縮みを検鏡などにより調べた。 その結果 (1)肉色の褐変は流水解凍(10℃50分,0℃6時間)で全く起こらず、 (2)縮みも上の条件の流水解凍、空気解凍(20℃6時間)でほとんど 見られなかった。 (3)解凍過程の肉温別の調査で、褐変と縮みを少なくするには、収縮型の 肉で-10〜-5℃を急速に(1〜2時間),-5〜-1℃を緩慢に(5〜6時間で)通過 させること、また非収縮型の肉では-10〜-1℃を急速に通過させることが望ましい とみなされた。