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生体の凍結保存に関する研究
ミジンコによる凍結実験 |
| 棚沢一郎,永田眞一,木村直宏 |
生物のからだ全体、あるいは一部の器官や組織などを、 生命機能を損なわずに長期保存する方法として、凍結保存はもっとも 有望であると考えられている。しかし、実際には凍結保存が行なわれて いるのは、精子、卵細胞、赤血球、骨髄、角膜などのような単純な形態 ・構成をもった組織であって、もっと寸法の大きい複雑な組織について の凍結保存は未完成である。著者らは、凍結保存技術の基礎的検知の獲得 と適用範囲の拡大を目的として、各種の生命維持器官を備え、かなり複雑な 構造をもった微小動物であるミジンコを用いて凍結保存実験を行いある程度 の成果を得たので、ここにその結果を報告する。 |