マグロ類の熱膨張係数の測定
マグロ類の熱膨張係数の測定
小川 豊

  マグロ類の凍結時に生じる亀裂や隆起は、マグロ自体の熱物性の変化に起因すると考え 、マグロ類の線膨張係数および体膨張係数を、非凍結、部分凍結、および凍結の間において、連続的に測定した。
その結果、マグロ類の熱膨張係数は、凍結開始温度を境に急激に変化する次のような温度依存性を示すことが 明らかとなった。
1)マグロ肉の線膨張係数は、魚体の組織構造により異方性を示すが、それらは試験温度により変化した。
2)マグロ肉の凍結による体膨張係数は、部分凍結時に最大となった。