| 新聞故紙を原料とする断熱材の有効熱伝達率 |
| 山田悦郎、高橋カネ子、佐藤光夫、石井幸博 |
この論文は、省エネルギーおよび省資源の両面で有効と考えられる、新聞故紙 を原料とする粉状の断熱材の有効熱伝導率について実験を行い、既存の結果 とも合わせ比較検討したものである。有効熱伝導率は定常円筒絶対法に基づく 装置を作成して測定した。 得られた主な結果は以下のようである。 (1)この断熱材の有効熱伝導率は温度の増加と共に大きくなる。また、有効 密度の増加と共に大きくなる。しかし、その増加率はいずれもそれほど大きな ものではない。 (2)有効熱伝導率は、有効密度が大きい100[kg/m3]以上の範囲 を除けば、0.04〜0.06[W/mK]程度の値であり、他の一般的な工業用断熱材とほぼ 同程度の値を持つ。 |