| 垂直二相密閉型熱サイフォン蒸発部の内部熱伝達機構と その評価 |
| 大内雅樹、廣瀬宏一、斎藤二三 |
特定の熱サイフォン加熱部に、いくつかの異なる熱伝達による加熱条件 を与え、それぞれに対する蒸発部の内部熱伝導率・熱通過率ならびに 輸送熱量の測定結果とガラス製熱サイフォンにおける観察から、蒸発部 に現れる熱伝達機構を考察し、次の知見を得た。 (1)熱サイフォンの熱輸送特性の向上に寄与する内部熱伝達機構が核沸騰 であり、特に液状凝縮熱伝達による、加熱条件のもとでは、蒸発部に現れる 核沸騰を伴う熱伝達機構に潜熱輸送と顕熱輸送による2つの形態があること を示した。 (2)前者の場合は内部熱伝達率に限界値が現れることを示し、さらに 、この限界値が内部熱伝達機構の評価基準になり得ることを指摘した。 |