大型アンモニア低温吸収式冷凍設備の経済性評価−COPと設備費の 経済性評価解析
大型アンモニア低温吸収式冷凍設備の経済性評価−COPと設備費の 経済性評価解析
武居俊孝

本吸収式は近年脱フロン、脱電力、省エネルギーで0℃以下の低温が得られる特長のため 、今後のトータル熱源システムへの広範囲な応用展開が可能と考えられる。工業的に 多くの冷凍プラントに応用されてはいるが、本吸収式をどのように利用するのが設備費 (熱交換器の伝熱面積で評価)面から有効であるかという理論的解析により明確にした 文献はほとんど見あたらない。 本論では0〜−60℃までの吸収式冷凍設備の経済性評価をするため、吸収サイクルの シュミレーション解析により蒸発温度変化、熱源温度変化に対するCOP、冷凍機 設備費等の評価を行った。結果として従来不明確であった下記項目を明らかにした。
1)各蒸発温度(0〜-60℃)に対する経済的熱源温度との関係

2)熱源温度と冷凍機設備費の関係

3)成績係数(COP)と冷凍機設備費の関係

4)成績係数(COP)と精留塔段数の関係

5)二段式吸収サイクルでのCOP特性及び設備費