新作動媒体を用いた下水処理利用吸収ヒートポンプ の研究開発<Br>第1報:熱源機の性能試験</Br>
新作動媒体を用いた下水処理利用吸収ヒートポンプ の研究開発
第1報:熱源機の性能試験

西山教之、藤倉菊太郎、脇水広記、金子敏之、 山崎志奥、伊豆正弥

地球環境問題への対応や省エネルギーの観点から、未利用エネルギーの中で 有望な下水処理水を利用し、冷暖房、給湯が可能な吸収ヒートポンプの開発を2つの ステップで進めてきた。第1ステップは、作動媒体に実績のある臭化リチウム水溶液 を用いた開発であり、第2ステップは、吸収ヒートポンプの高性能化のために、臭化 リチウム水溶液よりも優れた新作動媒体を探索し、それを用いた開発である。
第1報では、第2ステップに関する研究開発のうち、新作動媒体の探求と熱源機 の性能試験について報告する。新作動媒体としてLiBr,LiI,LiC,LiNO3 から成る4成分系水溶液を用いることで、熱源機の高性能化が可能である。