亜臨界領域における炭酸ガスの自然対流凝縮熱伝達 <Br>第1報:蒸気圧力が比較的低い場合
亜臨界領域における炭酸ガスの自然対流凝縮熱伝達
第1報:蒸気圧力が比較的低い場合
石原 勲,松本亮介,海老原努,前小屋哲

  臨界点よりわずかに低い圧力の気体−つまり亜臨界状態の気体−の凝縮では 、臨界点に近づくにしたがって凝縮潜熱は小さくなり、比熱は大きく、そして飽和蒸気と 液の密度差は小さくなる。また、他の物性値も温度依存性が顕著となって特異な変化をするので 、通常の凝縮とはその熱伝達特性が異なることが予測される。藤井らの理論的研究が報告されているが、 実験報告はほとんど見られない。そこで作動流体に炭酸ガスを用いて鉛直円管外面での自然対流下の 凝縮実験を行なった。そしてその基礎として、比較的圧力の低い範囲(7.1Mpa以下)での凝縮熱伝達 の実験結果および通常の凝縮に対する既存の理論や実験結果および通常の凝縮に対する既存の理論や 実験結果との比較・検討を報告する。