代数螺線を基本にしたスクロール流体機械のスクロール形状に関する研究
代数螺線を基本にしたスクロール流体機械のスクロール形状に関する研究
香曽我部弘勝,竹林昌寛,功刀能文,大嶋靖浩,畠 裕章

  スクロール流体機械のスクロールラップ形状は、機械の性能、 信頼性に重要な影響をおよぼすが、これまでに実用化されたものは、ラップを 形成する渦巻線としては円のインボリュート曲線が一般的に用いられていた。 本研究では、新たに代数螺線を基本渦巻線に採用し、その幾何学形状や容積 変化特性等を明らかにした。その結果、代数螺線を基本渦巻線に用いたスクロール では以下のような特長を有することが分かった。
(1)スクロールラップの厚さをラップの巻き角ならびに強度上の要求に 応じて容易に変化することができる。
(2)同一設計条件でインボリュート曲線よりもラップ外形寸法を小型化できる。
(3)ラップ間に形成されるすき間容積を縮小することができる。