音響振動による熱輸送現象への周波数と平均圧力の影響に関する実験
音響振動による熱輸送現象への周波数と平均圧力の影響に関する実験
河本 明,小澤 守,片岡真記,瀧藤知成

  音響共鳴冷凍機において、周波数と平均圧力を変化させたときの 基本的な音響特性と温度特性に関する実験を行った。共鳴周波数については 空気の場合には開口端補正後の理論値と実験値は良く一致するが、ヘリウムの場合 は実験値が約20%低くなった。 圧力振動の振幅は理論通りに平均圧力に比例する。 スタック両端の温度差は圧力振幅が増すことに従って大きくなるが、平均圧力を高くすると減少する 温度と音響場との関係は熱輸送機構単純化したモデルを用いて整理することができることを示し 、流体とスタック板やスタック端部周辺の管壁との伝熱特性を統合的に表す指数を導き出した。