着霜現象に及ぼす過冷却面温度の影響
着霜現象に及ぼす過冷却面温度の影響
大久保英敏,田島 收

  着霜現象を系統的に理解し、把握することを目的として、着霜現象を 評価する諸量と冷却面表面過冷却度の関係を、それぞれの諸量に対する着霜曲線と 呼ぶことを提案した。これらの着霜曲線を理解するために、顕微鏡撮影による霜層 の結晶構造の観察、着霜重量、霜層厚さおよび霜層表面温度に関して検討を行った。
  着霜現象に及ぼす冷却面温度の影響を理解するために、冷却面表面 温度を-10℃から-188℃まで広範囲に変化させた実験的研究を行った結果、この影響 に対しては、着霜曲線を少なくとも4つの領域に分け、着霜現象に関する諸量を評価 すべきであることが明らかになった。さらに、着霜現象の非定常性を考慮して、 これらの諸量の時間的変化を検討した。