凍結時の魚体を円柱とみなした場合、魚体の凍結部に 生じる面圧と応力分布を、マグロ類の「―45℃CaCl2ブライン凍結 (B1)、「-45℃セミエアブラスト凍結(A1)」及び「-45℃静止空気凍結(A2)」 の各場合について計算し、理論的に検討した。 その結果、「B1」と「A1」は同じ傾向を示し、凍結部外面の円周応力は内面より 大きいが、内外面の円周応力差は「B1」がγi=0.5で「A1」の約30倍に達し 、「A2」は「B1」や「A1」と異なった傾向を示し、凍結部外面の円周応力は内面より 殆ど小さいことが明らかで、これから、「B1」は「A1」や「A2」よりも、凍結中 の魚体に身割れが生じる可能性の大きいことが明らかとなった。