非定常接触溶融現象の解析的研究
非定常接触溶融現象の解析的研究
斎藤彬夫,熊野寛之,大河誠司,山下和也

  固相を伝熱板に押し付けながら溶融させる、いわゆる接触溶融現象 において、その接触溶融現象の初期に見られる、固相と伝熱面間の液膜形成に伴う 非定常現象の特性について解析的検討を行った。伝熱板の加熱特性をも含めた一般的な 接触溶融の系を対象として扱い、3種類の過熱条件のもとに、現象を支配する無次元 パラメータを抽出し、数値計算を行った。そして3種類の境界条件における接触溶融現象 の挙動の違いを示した。また、それぞれの条件において、各パラメータを変化させること による溶融速度と、定常状態に至る時間の観点から定性的にまとめて示した。