HFC134aを用いた冷凍回路で連続実験を行い、キャピラリ チューブ内スラッジの形態及び成分を、冷凍機油種類の面から検討した。 実験にはロータリー式圧縮機、HAB油、エステル油を用いた。 その結果、キャピラリスラッジは、HAB油では主に腐食に起因した酸化銅 で、エステル油の場合は主に金属石鹸、冷凍機油の分解・重合物、ゼオライト であることがわかった。そして、スラッジを抑制するためには、前者では、冷凍回路 構成部品の残留塩素系溶剤等の不純物を除去すること、後者では、より安定な冷凍 機油とゼオライトを開発することが必要である。なお、混合油の場合は、時間経過と 共に、ゼオライト等がキャピラリチューブに堆積することがわかった。