電場付与に伴う過冷却の凝固に関する研究
電場付与に伴う過冷却の凝固に関する研究
大河誠司,斎藤彬夫,深尾 剛

  純水中に2つの球形電極を設置して電圧を付与することにより 過冷却水中の凝固に及ぼす電場の影響を実験に検討している。電極に球形を用いた 理由は、特異点の存在による局所的かつ予知不可能な高い電荷密度の発生を避ける ためである。温度、電極間距離,電圧を変化させて実験を行った結果、本研究で扱った 30〜120V程度の低電圧では、凝固開始にある程度の時間が必要なことが分かった。 また、本実験で得られた結果を電流値で整理することにより、試料水の温度が同じであれば 、電圧、電極間距離に関係なく、各電流値の持つ基準時間当たりの解消確率で整理すること が可能であることを明らかにし、凝固メカニズムの考察を行っている。