| ダイナミック型氷蓄熱システムの解氷予測 |
| 谷野正幸,小澤由行,井上剛良,高木 周 |
氷蓄熱式空調システムにおける電力のピークシフトの 効果を予測するためには、氷の融解の物理過程を組み込んだ計算モデルが必要である。 我々は既に、過冷却水を利用したダイナミック型氷蓄熱システムの 蓄氷・解氷特性を実験的に調べてきた。 本報では、実用に供することのできる解氷計算モデルを提案する。 本モデルでは氷層内の熱・質量バランスとともに、氷層の空隙率や浸透水の速度、 氷蓄熱熱槽の側壁の影響を見積もっている。 本モデルで計算した氷蓄熱槽から取り出される冷水温度の経時変化が、 実規模の氷蓄熱槽の結果と一致することを確認できた。 さらに解氷過程での、氷層内の熱・流動の挙動を解析できた。 |