エチルアルコール,食品であるハンバーグ,
成形パン生地について凍結・解凍過程の静電容量と温度の変化を
時系列で測定した.
静電容量の測定は,被測定物と電極の間に樹脂絶縁体と
空気層を介在させ,非接触・非破壊の状態で行った.
その結果,単一成分のエチルアルコールにおける液相で
静電容量と温度の関係は,一次関数で表せた.
食品の静電容量は温度と相関関係があるが,同一の静電容量に
対し複数個の温度が対応し,凍結・解凍の開始,完了点で大きく
変化した.静電容量の変化から食品の凍結,融解による損傷と,
ハンバーグでは油脂の硬化が推定できた.
静電容量は食品全体の物性変化に伴う物理量を示しているので,
食品の状態を非接触・非破壊により簡便に把握できることが判明した.
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