| 二酸化炭素排出制約下の熱の多段階利用システムにおける冷凍空調機器の評価 |
| 島崎洋一,秋澤淳,柏木孝夫 |
本研究では,二酸化炭素排出抑制を考慮して カスケード利用システムにおける冷凍空調機器の 役割を明らかにした.エネルギーのカスケード 利用は,熱の温度レベルを考慮して連続した滝の ように多段階利用することであり, 今後の省エネルギー対策の主軸として期待されて いる.システムは都市近郊型7業種で排熱利用を 行う場合を想定し,機器評価の手法としてトッピ ングサイクルとボトミングサイクルを同時に考慮 した最適エネルギー多段階利用モデルを開発した. シミュレーションの結果,高温の工場排熱は優先的 にプロセス加熱に再利用し,最後に残った低温排熱 で冷凍機を運転し冷熱を供給した方が二酸化炭素の 排出抑制につながることがわかった. |