| 大気汚染による冷却塔水のMアルカリ度の中和量 |
| 酒井康行 |
大気汚染を考慮して冷却塔水のMアルカリ度を与える理論式を立て, 実用冷却水の水質,大気汚染および気象の記録などを適用した結果, 冷却水のMアルカリ度の中和に対する大気汚染物質の寄与率は, SO2を基準として,NO2は約0.6倍,NOは約0.8倍と 評価され,吸込空気中の大気汚染物質が冷却水に捕捉される効率は, SO2に対しては約25%,NO2に対しては約30%, NOに対しては約40%と推測された.ここで得られた推算式による Mアルカリ度のほか,冷却水の水質を適切に推測することによって, 冷却水の適正濃縮倍数を算定する方法を示す. |