静電容量センサによる冷凍機油中の冷媒濃度の測定
静電容量センサによる冷凍機油中の冷媒濃度の測定
福田充宏,柳沢 正,小木康博,田中順也

  冷凍機油中の冷媒濃度センサとして静電容量センサを用い, 数種類の冷媒と油混合物に対して冷媒濃度と誘電率の関係を 明らかにするとともに,小形の静電容量センサを試作して その特性を調査した.
 その結果,PAGを除く冷媒と油の組合せにおいて誘電率は 冷媒濃度に対してほぼ直線的に変化し,混合冷媒R410Aの場合にも 油への冷媒の溶解組成が変化しない範囲において精度の良い 冷媒濃度測定が可能であることが分かった. 小形のセンサはシールドすることにより精度が向上し, 浮遊容量を補正することにより大容量センサの場合と同じ相関を 使用することができる.誘電率測定に対して流れの影響は少ないが, フォーミングにより誘電率の測定値は低下する.