交流電場の印加は凍結食品や凍結保存された生体の解凍過程に影響を
与える可能性がある.
本研究では,まず50Hz〜1.8GHzの周波数帯域,
−60℃〜−2℃の温度範囲にわたって氷の比誘電損率を測定し,
ついで交流電場を印加した氷結晶の解凍実験を行い,
氷結晶の電場エネルギー吸収を検証した.
さらに氷結晶の比誘電損率測定値に基づいて,
一次元熱伝導の数値計算を行い,氷結晶の昇温過程における各周波数の電場の効果を急速解凍と
均一解凍の両方から定量的に評価した.急速かつ均一解凍に最適な周波数の一つは
3MHz近傍であることがわかった.
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