水の過冷却解除に関する能動制御技術の開発   </Br>
水の過冷却解除に関する能動制御技術の開発   
三戸大介,小澤由行,谷野正幸,稲田孝明  

密閉配管内で過冷却水(−2℃)の製造とその解除を同時に行う ことができる製氷機を試作し,その試験を行った.過冷却解除の 方法として,超音波の照射を採用し,種氷結晶方式のトリガーと の比較を通じて,その実用性と信頼性を評価した.その結果, 超音波方式のトリガーは,種氷結晶方式のトリガーと同レベル の過冷度から確実に機能することを確認した.さらに,超音波 方式のトリガーは,解除器の内壁表面で成長する氷を除去する 効果を併せ持つことがわかった.以上の検討により,連続製氷 を行うための超音波の照射条件(解除器の設計条件)を得た. また,88kWの冷凍能力を持つ実用規模の冷凍設備にて,6時間 以上の連続製氷運転に成功した.