| 吸収冷凍機吸収器の小型 ・高性能化研究
管ピッチ可変型吸収器を用いた吸収器形状の最適化検討 |
| 西村伸也,野邑奉弘,伊與田浩志,上殿紀夫 |
著者らは,これまで,実機吸収器の伝熱管群を そのまま切り取った形状を有する水平平滑伝熱 管単列13段よりなる実用機レベルの流下液膜式 吸収器を試作し,その基本的な吸収熱交換特性 について調べてきた.本論文では,新たに伝熱 管の管ピッチを16.0〜31.7mmの間で6段階に変 えることが可能な管ピッチ可変型吸収器を試作し ,伝熱管ピッチが吸収器性能に与える影響に ついて調べた.その結果,伝熱管ピッチを小さくし ,伝熱管と伝熱管を密着させた管密着型の場合 に高い冷凍能力と熱通過率が得られた.また ,吸収器内の溶液温度分布を考慮して求めた実 質熱通過率は,吸収器入口 ・出口の温度 ・ 濃度データのみから得た熱通過率の従来値より も大きくなった. |