本研究は有機系物質であるポリアクリル酸ナトリウム 架橋体を収着剤とした新しいタイプの粉末状収着剤の 熱特性に関する測定と乾燥空気吹き込みにより粉末状 収着剤充填層を流動層化した場合の脱着特性に影響を 及ぼす諸因子の効果を検討したものである. (1)多孔質構造を有する粉末状収着剤が水蒸気の 脱収着で,収縮および膨潤することが判明した. (2)粉末状収着剤流動層の圧力損失は固定層の場合 に比較して1・10以下の値となることを解明した. (3)粉末状収着剤流動層の有効物質伝達係数の無次元 変数であるシャーウッド数に及ぼす無次元変数の効果 を実験整理式の関係で表わすことに成功した.