MH(金属水素化物)を用いた小型冷凍システムの開発  副題 第2報:炭素繊維混入によるMH熱交換器の伝熱促進に関する研究   </Br>
MH(金属水素化物)を用いた小型冷凍システムの開発  
 第2報:炭素繊維混入によるMH熱交換器の伝熱促進に関する研究   
「 相哲,小川真人,勝田正文  

MH合金内部充填型熱交換器の熱伝達は合金粉体層の 有効熱伝導率に大きく依存するため,非常に悪い. その上,バッチ式運転が必要であるため,MH冷凍機 の最適化は,合金層の熱伝導性を向上させつつ熱容量 を極力抑える必要がある.本研究では,合金粉体層に 炭素繊維を混入し,上記の課題を克服しようとした .3.0%の炭素繊維を混入した場合,有効熱伝導率は 最大4倍向上されたが,混入量の増加に伴い空隙率も 増加する傾向がみられた.冷凍機の性能計算結果でも ,炭素繊維の混入により,冷凍出力は最大約30%向上 したが,空隙率の影響でCOPは減少していた.COPを上 げるのが今後の課題である.