微細氷粒子充層を流動する温空気による     直接接触採冷熱の基礎検討
微細氷粒子充層を流動する温空気による     直接接触採冷熱の基礎検討
青山繁男,稲葉英男

微細氷粒子(平均粒子径:約3mm)充層内に下部から温 空気を噴射して空気泡と氷とを直接接触熱交換させるこ とにより低湿度低温の冷風を得る潜熱放冷熱特性に関す る実験検討を行い,以下の結論を得た.
1)融解初期は層下部のみの融解に留まるが,融解進 行と共に層内流動が活発化していく.
2)温度効率はレイノルズ数の増加と共に増大する傾向が あるが,影響度合いは氷水スラリー層の場合より小さい.
3)除湿効率は修正ステファン数の影響が大きく,修正ステ ファン数の増加と共に入口空気熱容量が増大するため除湿効 果が増加する傾向がある.
4)温度効率,除湿効率および潜熱放冷熱完了時間を予測する 無次元実験整理式を導出した.