過冷却方式によるダイナミック型氷蓄熱システムの蓄氷特性解析  副題 地域冷暖房システムへの適用を想定した氷水供給条件の影響   
過冷却方式によるダイナミック型氷蓄熱システムの蓄氷特性解析  
 地域冷暖房システムへの適用を想定した氷水供給条件の影響   
相澤直樹,谷野正幸,小澤由行  

ダイナミック型氷蓄熱システムの地域冷暖房システムへ の適用のため,蓄熱槽へ供給する氷水の氷混合率(搬送IPF) と流量が蓄氷特性に与える影響を,実験と高搬送IPF化で氷層 が不均一になり水の透過係数が増大すると考えた本モデルの数 値解析で調べた.高搬送IPF化や少流量化で浮遊氷層は水平方 向に広がり難くなることがわかった.浮遊氷層の空率は蓄氷 過程で0.8〜0.9に収れんすることがわかった.浮遊氷層の形状 と空率に依る蓄氷量は,氷の供給流量が一定での2.5〜10wt% までの高搬送IPF化と少流量化で,約1割に減少することがわ かった.本数値解析は蓄氷量の実験結果を表現でき,実設計に 適用できる.