凝縮過程を利用した物理吸収法によるガス分離     回収の促進  副題 CO▼▼2▼▼による凝縮吸収実験      
凝縮過程を利用した物理吸収法によるガス分離回収の促進  
 CO2による凝縮吸収実験      
瀧本 昭,小東宏次,松田 理  

気体と液体との直接接触により可溶性ガス成分を液中に溶解 分離するガス吸収法は,近年,地球環境問題と関連し, 炭酸ガスをはじめとする環境影響物質の除去回収や有害汚染物 質の処理の高効率化の要求が高まっている.本研究は, 有害汚染物質と凝縮性気体を含む中低温排ガスを対象に, 冷却面との接触により生ずる凝縮過程を利用して,液相拡散 から気相拡散支配とすることによりガス吸収を促進する, 新たなガス吸収法(凝縮液膜法)の開発を目的とするもので ある.本報では,鉛直冷却円管内のCO2ガスと水蒸気 の混合気流の凝縮吸収実験を行い,流下液膜法との比較により ,ガス分離回収の促進効果に対する本方式の有用性を明らかに したものである.