空調・給湯用ガスエンジン駆動ヒートポンプチラー  副題 第1報:GHPチラーの性能特性の解析     
空調・給湯用ガスエンジン駆動ヒートポンプチラー  副題 第1報:GHPチラーの性能特性の解析     
 藤田稔彦,三田暢博,森山 忠,星野典正,木村能久    

ガスエンジン駆動ヒートポンプ(以下,GHPと呼ぶ)は, 都市ガスやLPガスを燃料とするガスエンジンで蒸気圧縮冷凍 サイクルの圧縮機を駆動する方式であり,エンジン冷却水と 排気から熱を回収して有効に利用できる,エンジン回転数を 容易に変えることができ,部分負荷時にも高効率で運転でき るなどの利点がある.このような利点を生かせば,従来の電 動ヒートポンプよりさらにエネルギー利用効率の高い冷暖房 ・給湯システムを構築でき,また夏季の電力負荷平準化にも 貢献できると考えられる.  
本報では,冷却・加熱容量が457kWのGHPチラーのシミ ュレーション解析を行い,冷却運転および加熱運転時の性能 特性を求めた.その結果,部分負荷特性が比較的良いことが わかった.なお,このGHPチラーを用いた熱源システムの評 価については,第2報で述べる.