空調・給湯用ガスエンジン駆動ヒートポンプチラー  副題 第2報:空調・給湯用GHPチラー熱源システム評価シミュレーション     
空調・給湯用ガスエンジン駆動ヒートポンプチラー  
 第2報:空調・給湯用GHPチラー熱源システム評価シミュレーション     
藤田稔彦,三田暢博,森山 忠,星野典正,木村能久    

第1報では,冷却・加熱容量が457kWのガスエンジン駆動ヒート ポンプ(GHP)チラーのシミュレーション解析を行い,冷却運 転および加熱運転時の性能特性を求めた.その結果,部分負荷 特性が比較的良いことがわかった.  
これをもとに,空調・給湯用熱源機としてGHPチラーを 用いたシステムと他の熱源機を用いたシステムとの比較評価を 行うシミュレーション評価プログラムを作成した.これは各種 建物の月別・時刻別熱負荷データ,気象データ,空調・給湯用 熱源システムを構成する各機器の特性をもとに,年間エネルギ ー使用量,CO2排出量などを計算するものである. このシミュレーション評価プログラムを中規模のホテル ,事務所,店舗,病院に適用し,年間運転シミュレーション を行った結果,GHPチラー方式が給湯需要の多いホテルや病院 のケースでは特に優位であること,またGHPチラーと吸収式冷 温水発生機の組み合せ方式なども有望であることがわかった.