第1報では,冷却・加熱容量が457kWのガスエンジン駆動ヒート
ポンプ(GHP)チラーのシミュレーション解析を行い,冷却運
転および加熱運転時の性能特性を求めた.その結果,部分負荷
特性が比較的良いことがわかった.
これをもとに,空調・給湯用熱源機としてGHPチラーを
用いたシステムと他の熱源機を用いたシステムとの比較評価を
行うシミュレーション評価プログラムを作成した.これは各種
建物の月別・時刻別熱負荷データ,気象データ,空調・給湯用
熱源システムを構成する各機器の特性をもとに,年間エネルギ
ー使用量,CO2排出量などを計算するものである.
このシミュレーション評価プログラムを中規模のホテル
,事務所,店舗,病院に適用し,年間運転シミュレーション
を行った結果,GHPチラー方式が給湯需要の多いホテルや病院
のケースでは特に優位であること,またGHPチラーと吸収式冷
温水発生機の組み合せ方式なども有望であることがわかった.
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