非共沸混合冷媒を用いた蒸気圧縮式冷凍サイクルの動特性計算モデル  副題 第2報:組成変化の動特性解析        
非共沸混合冷媒を用いた蒸気圧縮式冷凍サイクルの動特性計算モデル  
 第2報:組成変化の動特性解析      
畝崎史武,松岡文雄  

前報(第1報)で開発した非共沸混合冷媒の動的な 組成変化が計算可能な冷凍サイクル計算モデルの実験検証を行った. 計算結果と実験結果とを比較検証し,シミュレーションの 計算精度が実機運転再現に十分であることを確認した. 冷媒組成の過渡特性について計算結果をもとに解析を行った結果, 循環組成と各要素の存在組成の定性的な相関は過渡変化時, 安定時問わず同じであること,冷媒組成の過渡変化は, アキュムレータに液冷媒が貯まるような運転条件では, アキュムレータの存在組成変化に起因して圧縮機の循環組成 が変化し,その変化が各部の循環組成,存在組成の変化に 波及すること,冷媒組成変化の時定数は圧力や冷媒量変化の 時定数と同程度となることが明らかとなった.