ヘリンボーン溝付管内凝縮熱伝達および圧力損失に及ぼす溝形状の影響  
ヘリンボーン溝付管内凝縮熱伝達および圧力損失に及ぼす溝形状の影響  
宮良明男,大坪祐介,大塚智史

ヘリンボーン溝付管内凝縮では質量速度が大きい場合に, 熱伝達係数がらせん溝付管の2〜4倍程度になる. 質量速度が小さい場合には,らせん溝付管と同程度か またはわずかに低くなる.また,液の分離位置を管の 上下部にした場合と両側部にした場合とを比較すると 熱伝達係数および圧力降下に差があらわれるが, その値は比較的小さい.溝深さが0.18mmまでは溝が深い ほど熱伝達係数が高くなるが,それ以上深くしても 伝熱促進効果は高くならない.一方,圧力損失は溝が 深いほど大きくなるので,溝深さは0.18mm以下にするべきである. リード角の影響は非常に顕著で,リード角が大きくなるほど 熱伝達係数が高くなり,圧力損失も大きくなる.