含フッ素ジアルキルエーテルの液体粘性率   
含フッ素ジアルキルエーテルの液体粘性率   
中沢宣明,河村光隆,関屋 章,大竹勝人,玉井良一,黒河勇治,村田潤治  

フロン代替物質応用の評価には粘性率,密度, 誘電率,冷凍機潤滑油への溶解度,比熱,熱安定性, 臨界定数,標準沸点などの物性値が必要である.
 本論文では少量,多種類の試料を高精度, 迅速にしかも大気中の水分で汚染されることなく 測定するための粘性率測定装置を試作し, 大気圧下で温度276〜328K,測定確度3%で液体試料の 粘性率を測定した.使用した粘度計は回転振動型粘度計 (山一電機叶サFVM・80A)で,試作した密閉試料容器の 必要試料量は10mlである. 測定試料の粘性率はAndrade式で整理した. この式による計算値は±2%の偏差で実験値を再現した. 構造異性体間の粘性率測定値は化合物間で明確な 差異を示した.