自動車空調用コンプレッサ内の数値シミュレーションと弁周り解析  
自動車空調用コンプレッサ内の数値シミュレーションと弁周り解析  
佐藤泰造,築地徹浩  

自動車空調用コンプレッサにおいて, 吸入脈動の低減は,現在解決すべき重要な課題の 一つになっており,設計段階で数値解析プログラム により吸入脈動を予測することが強く望まれている. 吸入脈動の発生にはコンプレッサ内にある吸入弁の 振動が強く影響することが分かっている.本報では, コンプレッサの稼動中における吸入弁の挙動の可視化, 吸入弁周りの流れの可視化と三次元流れ解析を行い, それらの結果を吸入弁の数学モデルに反映して, 集中近似モデルに基づく数値解析プログラムを作成し, 計算結果と実験結果の比較を行い, 本プログラムの適用範囲を検討した.
さらに,吸入弁の振動特性や弁周りの流動状態を ある程度明らかにした.