強制対流下の単一平板上での着霜現象に関する研究      
強制対流下の単一平板上での着霜現象に関する研究      
下村信雄,熊田雅弥,儲 仁才,水野敏之  

本研究は,着霜を伴う熱交換器の非定常伝熱性能や 最適デフロストサイクルを決定するための研究の 第一歩と位置付けられる.  
霜層の高さ方向の密度分布は強制対流下の平板上に おいても存在し,霜層構造を均質とみなすことはできない. また着霜時の摩擦係数は,Reと相当直径比を用いて ±12%以内に整理でき,前者の依存性は実験条件で異なるが ,後者は,実験条件に関係なくほぼ一定値で整理される. 物質伝達と熱伝達の時間変化は逆傾向を示し, 相似則が成立していない.
これは,霜層成長に伴って 前縁近傍が4分円状突起周りの熱伝達となり増加するが, 物質伝達は,前縁部の温度上昇と融解により水蒸気の 内部浸透が阻害され増加しないことによる.