本研究は,着霜を伴う熱交換器の非定常伝熱性能や
最適デフロストサイクルを決定するための研究の
第一歩と位置付けられる.
霜層の高さ方向の密度分布は強制対流下の平板上に
おいても存在し,霜層構造を均質とみなすことはできない.
また着霜時の摩擦係数は,Reと相当直径比を用いて
±12%以内に整理でき,前者の依存性は実験条件で異なるが
,後者は,実験条件に関係なくほぼ一定値で整理される.
物質伝達と熱伝達の時間変化は逆傾向を示し,
相似則が成立していない. これは,霜層成長に伴って
前縁近傍が4分円状突起周りの熱伝達となり増加するが,
物質伝達は,前縁部の温度上昇と融解により水蒸気の
内部浸透が阻害され増加しないことによる.
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