主題 水・油エマルションを用いた氷蓄熱のための容器内撹拌製氷  副題 臨界表面張力の小さい壁面材質の熱抵抗が製氷課程に与える影響について     
 水・油エマルションを用いた氷蓄熱のための容器内撹拌製氷  
 臨界表面張力の小さい壁面材質の熱抵抗が製氷課程に与える影響について     
中川慎二,岡田昌志,土田大輔,姜 東,松本浩二,川越哲男  

本研究では,水・油エマルションを蓄熱材とする ダイナミック型氷蓄熱のための容器内撹拌製氷において, 製氷容器の冷却面を臨界表面張力の小さいPTFE あるいはPFA樹脂とし,容器の壁面熱抵抗値が シランカップリング剤を含むエマルションの 製氷過程に与える影響を調べた.  
氷付着を起こさずに製氷速度を大きくするための 適切な熱抵抗値と冷却条件が存在することを明らかにし, 本製氷方式により,IPF=70%までの高IPF製氷が可能で あることを示した.  
適切な製氷容器と冷却条件を用いることで, 冷却温度を高め(−4℃程度)に設定して製氷を行えるため, 冷凍機のCOPも大きくなり,製氷システムの高性能化が 期待できる.