近年、食肉の冷却や凍結では、作業性の向上と食肉の柔軟性の改善を ねらった技術的開発の試みおよび食肉の凍蔵期間は品温だけでなく凍結前の処理や 包装の条件によって大きく左右されるので現行のTTT試料の即採用に対する問題の提起がある。 著者は産業的検知から、以上の動向に拍車をかけている研究を 1)温体除骨:冷凍エネルギーとスペースの著しい減少 2)電気刺激:急速冷却のさい、発生する筋肉の寒冷収縮による硬化の防止 3)処理方法により変わる食肉の凍蔵期間 の3テーマに大別し、これらがもつ技術的ないし経済的意義の説明、およびIIRブルテン と国際冷凍雑誌から多数の関係論文の抄録を引用し、研究的内容の概説を試みている。