蒸発器の圧力損失低減と管内の噴霧流領域の抑制に よる伝熱特性向上を目的として、蒸発器中間部に気液分離器を 設け、還状流コアの蒸気を直接出口側に分流する方式を検討した。 この結果、蒸発器の実験から主流量の60%を分流したときの圧力損失 は、蒸発器全体で約25%減少し、平均熱伝達率は30〜60%向上し、計算により 予測した効果に近い値を得た。 次に、この方式を空冷式チラーおよびルームエアコンの蒸発器に適用した 場合の特性計算式および実験を行なった。 その結果、従来と同一能力を得ようとするときは伝熱面積を8〜12%低減できること 、従来と同一面積条件では冷房能力が2〜9%向上することが明らかとなった。