| 循環流をともなった容器内の自己蒸発現象(第一報) −可視化実験による現象の把握− |
| 相沢 和夫, 生越 英雅 |
可視化実験によって、内部装置を有する竪型容器内での熱水 の自己蒸発現象を観察した。実験装置は、ルース式竪型蒸気 アキュムレータをモデルに、竪型蒸発容器(φ100×1500L )とその中に同心円状におかれる内筒、およびテーパー管より 構成し、大気圧力以下で実験した。その結果、1)内部装置を 設ける事によって、容器内には熱水の巨視的な自然循環流が形 成され、自己蒸発は内筒上部の液面近傍の領域のみにおいて発 生する現象が観察された。2)自己蒸発は安定的に推移し、水 温は内部装置を設けない場合に比較して格段に一様化できた。 3)自己蒸発の大部分は、熱水が内筒内を上昇する際の流体力 学的な圧力損失によるものである事がわかった。 |