| ベーン形圧縮機におけるベーン背圧とその計算モデル |
| 福田充宏、柳沢正、井尻誠、依田誠一郎 |
ベーン形圧縮機ではベーンとステータの離間現象を防ぐために吐出し圧力を 利用してベーン背部空間を昇圧しているが、圧力が高すぎるとベーン先端 の摩擦や磨耗を引き起こすため、適正な圧力とする必要がある。本研究では ベーン形圧縮機のベーン背部空間につながる空間の可視化およびベーン背圧 の測定を様々な条件で行い、計算値との比較を行った。その結果ベーン背部 空間には圧縮室側から冷媒ガスが洩れ込んでいること、ロータ端面の漏れ流れ はロータ外周の時間平均圧力分布を用いてモデル化できることなどを示し、 ベーン形圧縮機のベーン背圧計算のモデル化の指針を得た。 |