りんご貯蔵用小型冷凍機の圧縮機吸込弁の破損とその対策
りんご貯蔵用小型冷凍機の圧縮機吸込弁の破損とその対策
須藤惇、指導朗孝

寒冷地向けに開発した兼価で簡易なりんご貯蔵用冷凍機RIA-153S6は、 冬季運転中にしばしば圧縮機の吸引弁が破損するという事態を生じた 。故障時の諸状況を調べたところ、雲間からの突然の日射により凝縮器 の温度が急上昇する際に生じていることがわかった。そこで、冬期の 気象状況を再現できる装置を作り、種々の条件下で実験を行い、管路内 の圧力、冷媒相を測定・観察した結果、凝縮機の温度上昇によって管内 圧力に変動が生じ、これが誘起する液体冷媒の脈動流にその原因があることが 判明した。これに基づき、対策の一つとして従来のドライヤをサイズアップ し、これに受液器とアキュムレータの機能をもたせたところ、問題は解決 した。