| 固体吸着材ヒートポンプ用ナノポーラス−水系吸着材の開発 |
| 溝田 忠人, 中山 則昭 |
ゼオライト−水系ヒートポンプシステムは, この25年間開発が行われてきた. 最近ビール瞬間冷却装置として, ゼオライトヒートポンプを利用した商品が現れた. 最初の提案以来,大変長い時間が経っている. この開発の過程で,最も困難な問題は, 吸着材の能力であった. 今日,最大の熱交換容量を示すMg89-Aに関しては, 1MJ/kgを越している.これは,最近のアルカリイオン 電池の重さ当たりのエネルギー貯蔵量と肩を並べる 量である.しかし,このエネルギー貯蔵には, 活性化のために200℃以上の高い温度が必要である. より低温の熱源を有効利用するためには, より低温で用いることの出来る吸着材が望まれる. ゼオライトと同様な,シリカゲル,アロフェン, イモゴライト,ハイドロタルサイトなど,多くの ナノポーラス物質がヒートポンプ吸着材として 現在研究中である. |