三重点近傍における散水自己蒸発の特性   
三重点近傍における散水自己蒸発の特性   
相沢和夫、林謙年、生越英雅、前山勝也、米澤宣行

真空蒸発器設計のための基礎データを得ることを目的に, 水の三重点近傍での散水自己蒸発の特性を実験的に 調べた。内径φ200mm,高さ1100mmの真空断熱式 ガラス容器を蒸発器として用い,内径φ4mmの散水 ノズルからの過熱温度を有する水を蒸気空間部に 散水する場合の、自己蒸発量と蒸発容器内圧力との 関係を定量的に調べた。微粒化を伴わない 低レイノルズ数、低ウエーバ数の穏やかな散水条件でも 蒸気空間部での自己蒸発の温度効率は80%程度と高く, 散水方式の有効性が確認された。水面からの蒸発速度 係数や自己蒸発の温度効率等、蒸発器設計のための データが得られた。