ヒートポンプを伴う小型燃料電池コージェネレーション (CGSと表記する)の,寒冷地住宅への適用を検討する。 この際の燃料電池の発電容量は大きなものとなり,熱負荷が少ない運転では 部分負荷の多発が予想される。そこで,燃料電池の部分負荷運転の状態には, その動作点をより高効率側に移すようにヒートポンプの運転計画を行い, 出力した熱を蓄熱し,時間シフトして需要者に供給する。 また,住宅に数kWの燃料電池と,十数kWの熱出力を持つヒートポンプを 設けることは,費用の点から困難であることから,複数住宅での燃料電池を ネットワーク化して利用し,土壌熱源ヒートポンプを適用することで, 年間6%の燃料消費量の削減となった。