着霜を伴う冷却面近傍に発生するミストの研究
着霜を伴う冷却面近傍に発生するミストの研究
今 井 寿 大・石 原 勲・梅 川 尚 嗣・松 本 亮 介

  低温空気冷却器で湿り空気の冷却をする場合, 冷却器の表面で凝縮や着霜が起こり,特に湿度が高い場合には 湿り空気の冷却過程で,冷却面近傍で過飽和空気になりミストが発生する. ミストが発生すると,水蒸気の濃度が低下し,温度は潜熱放出のために上昇する.
その結果,物質伝達率が低下し,熱伝達率が上昇する. このようにミストの発生の有無が両伝達率に影響を及ぼす.
本論文では自然対流下での着霜時の冷却面において, 発生するミストの粒径と流速を局所的にPDPA装置で計測し, またミスト発生領域を可視化・計測した.
その結果,
(1)流速は対流速度に一致する.
(2)ミスト層は境界層に比例する.
(3)下流に沿ってミストが成長する. などの結論を得た.