低温空気冷却器で湿り空気の冷却をする場合, 冷却器の表面で凝縮や着霜が起こり,特に湿度が高い場合には 湿り空気の冷却過程で,冷却面近傍で過飽和空気になりミストが発生する. ミストが発生すると,水蒸気の濃度が低下し,温度は潜熱放出のために上昇する. その結果,物質伝達率が低下し,熱伝達率が上昇する. このようにミストの発生の有無が両伝達率に影響を及ぼす. 本論文では自然対流下での着霜時の冷却面において, 発生するミストの粒径と流速を局所的にPDPA装置で計測し, またミスト発生領域を可視化・計測した. その結果, (1)流速は対流速度に一致する. (2)ミスト層は境界層に比例する. (3)下流に沿ってミストが成長する. などの結論を得た.