作動液として,不凍液であるエチレングリコール水溶液および 代替フロンであるハイドロ・フルオロ・エーテル(HFE)7100,7200を用い, 熱サイフォンの熱伝達特性に関する基礎実験を行った.熱サイフォンには, 蒸発部および凝縮部を垂直方向に,これらをつなぐ断熱部を水平方向に向けて 構築したクランク型熱サイフォンを用いた.実験では,作動液封入量, 断熱部の管内壁温度,供給熱流束を系統的に変化させ,熱サイフォン内の温度分布 ,蒸発部熱伝達係数,凝縮部熱伝達係数および限界熱流束を測定した. 実験結果は,作動液として水を用いた場合に得られた実験結果と比較検討し, 上記作動液の性能を評価した.