アンモニア吸収冷凍機の吸収器を対象に,
水平円管上に流下液膜を形成し, アンモニアガスを吸収
させる実験を吸収溶液入口温度, 流量などをパラメータに行い,
熱・物質伝達特性を実験的に明らかにした.
その結果, 吸収溶液流量または吸収溶液入口とアンモニア蒸気
の温度差 を大きくすれば, 熱伝達および物質伝達が促進でき,
吸収量を増加させることができること. 流下液膜の熱伝達係数と
気相側の物質伝達係数は吸収溶液入口とアンモニア蒸気の温度差に
よる熱駆動力の影響を受けることがわかった.
また, 蒸気側と液膜側の熱駆動力を考慮し, 気液界面温度を
用いた無次元温度差を導入した±15%以内で実験値を相関できる式を
提案した. さらに, 気相および液相側の気液界面における
物質伝達係数を現象から推測できる影響因子を用いて,
それぞれ±15%以内, −15〜+25%以内で相関できる式を提案した.
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